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スマホに対応しなければネットで稼げない時代に突入?
50歳からの逆転のシナリオでは、シニア世代を迎える年齢に近づいてきた人から現在シニア真っ只中の人までを対象に、在宅ワーク、主にネットを使った稼ぎ方の提案をしていますが、ネットもいよいよスマートフォンがメインになってきました。
ネットビジネスで利益を上げるには、スマートフォンに完全対応しないといけない時代になりました。
Googleアナリティクスやコンソールなどで、自身のサイトのアクセス履歴をチェックしている人ならもうおわかりでしょうが、ここ2年ほどでPCよりもスマホやタブレットでのアクセスが増えていませんか?
逆転まではいかなくても、確実に増えていると思います。それだけすごい勢いで、スマホやタブレットなどの携帯端末でネットを閲覧する人が増えているのです。
まぁ、若い人なら当然のこと。年代別に見ると、特に年配層はまだまだスマホよりもガラケーの方が使いやすいという人が多いはずと。
そこで少し気になったので、当サイトの主な対象閲覧者である40代以上で、
「いわゆるアクティブシニア層は何を使ってネットを閲覧しているのか?」
「シニア層でスマートフォンを利用している人がどのくらいいるのか?」
を調べてみることにしました。
早速調べてみると、なんと想像以上に普及している実態だということがわかりました。
シニア層へのスマートフォンの普及の実態
調査会社のMMD研究所が、2017年6月に行った「2017年シニアのスマートフォン利用に関する調査(60歳~79歳の男女4,244人を対象)」の結果が公開されています。
結果を見るまでは「60歳〜79歳が対象となると、やはりまだガラケーが圧倒的、シニア専門の機種というのも出ていることだし、スマホは普及していないだろう」と思っていたのですが、なんと調査結果によると、
シニアのスマートフォン所有率=48.2%
(※シニア向けスマートフォンを含む)
ほぼ半数の人がスマホを所有・使っているという結果です。
シニア層のガラケー所有率=45.7%
(※シニア向けガラケー=フィーチャーフォンを含む)
前年の2016年まではガラケーが50%を超えていたのですが、ついにガラケーは半分以下になりました。
さらに年代別の結果を見てみると
60代=51.9%
70代=35.7%
と、なんと60代ではスマホが50%を超えています。
別に、株式会社ビデオリサーチの調査レポートをみても同様で、確実に60代までスマホユーザーが拡大してきていることがわかります。
性別では、PCの利用率は男性が高く、女性が低いという差がみられる一方、スマホやタブレット端末では性別による差がほぼないという結果が出ています。
また、Google検索でおなじみの「音声検索機能」が若年層よりシニア層での利用率が高いという意外な結果も見られます。
一般にデジタル関連では、シニア層に比べて若年層が全てにおいて利用率が高いという認識がありますが、「スマホの音声検索機能の利用率」では、まったく逆の傾向を指名しているというのも驚きです。
その理由として考えられるのは、シニア層にとってモバイル端末の入力操作にしにくさを感じている人が多いのかも知れません。音声入力だと、入力するのも声だけなので操作がしやすいのは明白です。
そういう意味では、最近話題のAIスピーカーなどは、シニア層にもってこいの商品なのかも知れません。
近い将来、シニア層を対象にしたAI家電が普及するのも確実だと言えるでしょう。
今すぐスマホ・タブレット対応サイトの構築を図るべき
ネットビジネスを進めていくにあたって、上記のような結果を踏まえ、早急なスマホ・タブレット対応を考えていかなければなりません。
PCサイトだけで、スマホで見たときに見にくいサイトだと、販売機会の損失になります。
といっても、何も難しい事ではありません。
特にWordpressでサイトを構築している場合は、テンプレートの変更でまずは対応できます。
WordPressのテンプレートで、レスポンシブデザインのテンプレートを使用すると、自動的にスマホ・タブレット対応になります。
まずは、今使っているテンプレートがレスポンシブデザインのテンプレートなのかを確認して、そうでなければ変更してきましょう。
ここで、レスポンシブデザインテンプレートで、ネットで稼ぐためにおすすめのテンプレートを上げてみますと、
稼ぐサイトの設計図-「AFFINGER4」
SEOに強い戦略的テンプレート「賢威7」
この2つが定番と言えるでしょう。
これらテンプレートは、Wordpressのレスポンシブデザインにも対応している上、SEO対策を施したテンプレートになっていて、多くのアフィリエイターが実績を上げているテンプレートです。
アフィリエイトやコンテンツマーケティングを副収入としてやっていくなら、どちらか一つは持っていた方が良いでしょう。
拡大するシニアマーケットに向けて
以上、これからはシニア層を対象にした商品やサービスを提供してくにも、スマホやタブレットでサイトがどのように表示されるかを意識しなければなりません。
アフィリエイトサイトなら、クリックしやすい表示が重要ですし、文字の大きさや色なども工夫しなければならないでしょう。
また、商品販売サイトやオークションサイトなども、スマホやタブレットで商品がどのように表示されるかなど、それぞれ制作時に確認しながら最適なサイト作りを目指しましょう。