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82歳で3つめの会社を設立〜小林照子さんに学ぶシニア起業
2017年12月に発売された小林照子さんの著書「これはしない、あれはする」が働く女性へのキャリア手本になると話題になっています。
著者の小林照子さんは、1935年生まれの82歳。いまだ現役の美容研究家です。
同書のメッセージ「人はいくつになっても、新しい人生をはじめられる」を自ら体現されているシニア世代を代表する人物です。
前半は25個の「しないこと」例)くらべない、欠点を隠さない、持ちすぎない…等、
後半は25個の「すること」 例)新しいものを取り入れる、若い人に学ぶ、天命を知る…等、
で構成されており、目次を見て気になった言葉から読むことができます。
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小林照子先生は一度きりの人生、少し欲張りなくらいでいいと考え、まさにシニア起業を実現し、成功されています。
コーセー取締役・総合美容研究所所長を退任後、56歳 で「美・ファイン研究所」を創業、設立。
75歳の時に、教育機関、青山ビューティ学院高等部を本格スタート。
82歳を迎えた今、「人生100年時代」をコンセプトにした3社目の会社を設立するなど今だ第一線で活躍されており、若年層に多大な影響をあたえておられます。
小林照子さんに続け!シニア起業でさらなる挑戦を
平均寿命が延び、人生100年時代と呼ばれるようになった昨今、定年といわれる60代はまだまだ若く、活力にあふれ、老後と呼ばれるには抵抗を感じる人も多くなっています。
そこで、新たにシニア起業で、これからの人生を豊かに過ごすのを夢見るシニア増加しています。
シニア起業の魅力は
それまでの雇われていた働き方とは違い、自分の好きな時間に働くことができます。
長い会社員時代の経験、スキル、人脈を活かしスタートすることができるので、若年層起業に比べて成功率が高いと言われています。
年金、退職金などを得てスタートすることができるので、売上を優先せずに自分のやりたいこと、社会貢献性を優先した事業を行うことができます。
全ての人がこの要素をもっているとは言えませんが、おおむねシニア世代の起業は、こういった利点をもっていると言えます
65歳以上の働く男女2000人を対象に行われたアンケート結果では、好きなことを仕事にすることで“やりがい”や“生きがい”を感じながら毎日を豊かに過ごせると判明していて、まさにしにあ起業は働くシニアの理想の働き方を実現できるといえます。
また、現役で働くシニアが増えることで多くの若年層に影響を与え、社会の活性化につながっていくともいわれています。
シニア起業の際に気をつけなければならないこと
魅力も可能性も一杯のシニア起業ですが、やはり若年層と違って健康面での心配はこれから歳をとるたびに現実になってきます。
定年が近づいているといっても、今の60歳はまだまだ若い人が多くなりましたが、そのせいで身体のケアに不注意になりつつもあります。
しかし、年齢は年齢。
どうしても避けては通れないのが身体面の衰えです。
シニア起業をするからには、今まで以上に身体のケアを怠ってはいけません。
起業するということは自分自身の状態がすぐ事業に直結するので、身体の状態だけは常に意識するようにしましょうl
シニア世代!さぁ起業しましょう!
もう歳だから・・・はもったいない
人生100年時代を豊かにすごすためにも、さらなるチャレンジに挑みましょう!
82歳の小林照子さんまではいかなくても、シニア世代に入ったからといって老け込むのは早いのです。
シニア起業で第2第3の人生に挑戦する生き方も素敵だと思いませんか?
ー併せて知りたいー
九州第一号の女性弁護士として開業し、キャリアをつまれてきた湯川久子先生。
90歳の今も現役弁護士として活躍されており、1万件を超える相談の中から見えてきた「本当の幸せは何なのか」の答えを力強く人々に伝えてくれる湯川先生は、年齢を重ねることの喜びも教えてくれます。
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