サラリーマンが退職後の年金生活になると、年金だけで生活していくのは極めて難しいと言われています。
早くから老後の資金を準備するべく貯蓄をしたり、年金以外の収入源を確保するなどしておかないと、
厳しい老後を迎えることになります。
年金の支給は、現段階では一般に65歳からですが、懸念されることはたくさんあります。
例えば・・・
●平均寿命が延び、長生きできることがかえってリスクとも考えられる
●少子高齢化が進み、年金財政が苦しい中、年金額も下がる可能性がある
●支給年齢が65歳から70歳に繰り下がる可能性が高い
●退職金も以前ほどあてにならない
上記のように、心配することは多々ありますね。
では、貯蓄をするなり、新たな収入源を得るなりして準備しておく金額はいったいいくら必要なのでしょう?
この記事の目次
実収入と支出を確認してみよう!
実収入を確認するのに、まずは年金額の把握が必要です。
毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」には、
現時点での年金額が記載されていますので、確認しておきましょう。
総務省の2016年の「家計調査」によると、
世帯平均年齢73.2歳の二人以上の無職世帯の実収入平均は
21万円です。
次に支出です。
家計簿などつけていない場合は、ここ数ヶ月だけでも記録してみましょう。
そこから老後の費用を見積もります。
老後は65歳以上の費用と考え、子供が独立していれば、子供の教育費や食費などは除きます。
夫婦二人の生活費と見積もるには、少しアバウトですが、現在の8割程度と見込みます。
もちろん、生活費は住んでいる地域や生活レベルによって大きく違いますが、
老後の高齢夫婦無職世帯の支出の平均は
月24万円です。(前述2016年家計調査)
旅行やレジャーを含めるゆとりのある生活をと考える場合は、
(生命保険文化センター、2016年度調査)の平均金額は、
月約35万円になります。
上記の各データから考えると、一般的な老後の生活費は
収入=21万円
支出=24万円
マイナス月3万円
となります。
つまり、この3万円を主に貯蓄で補っていく計算になります。
さらに、ちょっとゆとりのある生活をと考えると
収入=21万円
支出=35万円
マイナス月14万円
となります。
一般的な老後のマイナス3万円ですと、
仮に65歳から90歳までの25年間と考えた場合、
36万円(年)×25年間=900万円
ゆとりの老後生活だと
168万円(年)×25=4200万円
の金額が必要になってくるわけです。
上記金額は、一般的に考える条件を元にしているので、これ以外の
●医療費
●家の修繕費、または有料老人ホームなどの入居金
●親の介護費用 など
は計算に入っていません。
あなたは4200万円の貯蓄がありますか?
まだ現役でバリバリ働いている間は、こういった事はなかなかピンときませんが、
定年が近くなると現実味が出てくるモノです。
実際に考えてみると、ぞっとする数字ですね。
でも、年金はほとんど額は決まっています。
貯蓄が十分ある人はいいですが、なかなかそこまで貯蓄のある人は少ないものです。
何か別の収入源を見つけることが大事になってきます。
できれば長く安定した収入をと考えたいものですね。
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