民間の医療保険は、入院保障と手術保障がセットになっており、
生命保険会社が販売する「医療保障保険」と
損害保険会社が販売する「医療費用保険」があります。
これら民間の医療保険は、先進医療や差額ベッド代など、公的医療保険が適用されない場合に使うことで負担を軽くすることができます。
給付金の主な種類には
・入院給付金・・・病気やケガで入院した日数に応じて支払われます。
・手術給付金・・・約款に定義された所定の手術を受けたときに支給されます。
・通院給付金・・・退院後、治療のために通院する際に支払われます。
・その他・・・・・ガン入院特約や生活習慣病入院特約
などがあります。
最も一般的な保障としては、「入院日額給付金」のタイプで、
「1日=いくら」と1日の給付金額が決まっていて、その金額×入院日数で算出されます。
例えば、入院日額1万円の医療保険に加入中に10日間入院すると入院給付金10万円が受け取れます。一番わかりやすいのでスタンダードな保障形態と言えます。
他にも入院費用を一括で支払われる「実質保障」や
病気・ケガの種類に応じて一時金が支払われる「一時金給付」がありますが、
前者は保険料が高額であり、後者は展開している保険会社が少なかったりであまりポピュラーではありません。